Gimelの日記〜双極性障害の記録〜

双極性障害の日常の記録です

「本人から見た」双極性障害Ⅱ型

今回のテーマは「本人から見た」双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)という病、です。

Gimelのケースでは自分で病気だとは気が付きませんでした。いつものただのスタミナ切れかなと思っていました。
でも、OD(オーバードーズ=薬の大量摂取。ある種の自傷行為のこと。)をしたり一日中眠っていたり、イライラしてケンカしたりとどんどんエスカレートしていき、お世話になっている彼氏が見るに見かねて病院に連れて行ってくれたおかげで「病気」だとはっきりしました。

初めの診断は「うつ病」でしたが日々の気分の変化を記録するよう指示され、それをご覧になった先生は「うつ病」ではなく「躁うつ病」と診断されました。
実は初期にかかった別のお医者様では「ただの疲れ」と診断されていたので正直驚きました。

ここでうつ病と躁うつ病(双極性障害Ⅱ型)の違いを述べてみます。

  • うつ病の場合
    • 常に元気がない。エネルギー不足のような状態。
    • イライラはしない。
    • 何かを考えることもできない。やる気や意欲がなくなる。
    • 薬で完治可能。
  • 双極性障害(躁うつ病)
    • 気分の変動がある。活発に行動していたかと思えば、次の瞬間抜け殻のようになったりする。
    • Ⅱ型では特にイライラが強い。
    • まとまらない思考、頭の中がごちゃごちゃする。正確には思考がポンポン飛ぶかんじです。
    • 完治しない場合が多い。寛解(病状が安定すること)はする。

このような感じです。うつ病の初期には少し元気なこともあるので、誤診も多いようです。
私自身もうつ病なのかぁ。と初めは思っていました。よい先生に出会えて本当に良かったです。現在諸事情で病院は代わりましたが、こちらでもよい先生に出会えました。

今、元気になりつつあるのは先生方、彼氏、家族みんなのおかげです。日々感謝の思いでいっぱいです。ありがとう。