双極性障害2型の苦悩
今日のテーマは「双極性障害2型の苦悩」です。
この病気のつらいところは、やはり周りの理解を得にくいところにあります。
双極性障害Ⅱ型の症状は波の性質に似ています。
上にゆれれば、次は下に同じ幅でゆれがおこります。普通の人でもそうですが、私たちはそのふり幅が異常に大きいのです。それゆえ自分自身ではコントロール不可能になってしまうのです。
今は人一倍バリバリ仕事をこなして社交的で充実していても、ある時期が来ると別人のようにすべてのことにに身が入らなくなり、眠りつづけたり生きる気力さえなくなりそうになるのです。
しかしそれは他の方から見るとただの怠けや甘えに見えてしまうのです。ここが「双極性障害2型の苦悩」です。
本人が一番やりきれない気持ちでいっぱいです。ここで非難されると最悪、自殺まで考え始めます。うつ病と違いそれを実行に移してしまうエネルギーがあるので、下手をするととてもかなしい結果になってしまいます。
余談ですがGimelは昨日出かけた時の人ごみのストレスと緊張、プラス風邪で今日はボロボロです(;д;)
波のスパンは人それぞれで、私はかなり短い方だと思います。ラピッドサイクラーと呼ばれる部類かもしれませんね。
治療ではこの波の幅を小さくするように、お薬や生活習慣を変えたりしていきます。
身近にこの病気の方がいたら、この記事を思い出していただけたらと思います。